「Soundcore Life Q20」高性能ノイキャン機種と比べてどう?音質など比較しながらレビュー

イヤホン、ヘッドホン

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新機種Soundcore Life Q30もレビューしました。

みなさんこんにちは。

よっし
よっし

もはやAnkerオタク、管理人のよっしです。

またまた買いました。Anker製品のヘッドホン。

友人1
友人1

めっちゃ買うじゃん

だって種類多くて色々気になるんですもん。しょうがない。

で、今回買ったヘッドホンは前から気になっていたヤツです。

この値段でノイズキャンセリング!?とずっと気になっていたワイヤレスヘッドホン。

Anker Soundcore Life Q20 ノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン。

このヘッドホンはよく勘違いされやすい「マイクのノイズキャンセリング」ではなく、正真正銘「雑音を消すノイズキャンセリング」のヘッドホンです。

SONYやBOSEのヘッドホンで有名なノイキャン機能ですね。

ちょっと前まではAmazonでなぜか販売停止になっていたので買えなかったのですが、今は普通に買えるようになっていたので購入。

今回はこのSoundcore Life Q20の音質や着け心地、ノイズキャンセリングはどの程度?

というところをレビューしていきます。

スペック

まずはスペックから見ていきましょう。

スペック
ワイヤレス Bluetooth5.0
対応コーデック AAC、SBC
ノイズキャンセリング 対応(外音を消す)
再生(ノイキャンON) 40時間
再生(ノイキャンOFF) 60時間
ハイレゾ 対応(AUX接続時)
マイク あり

ノイズキャンセリングは正真正銘、外音を消すノイキャンです。

ノイキャンの性能は後で解説しますが、この値段でノイズキャンセリングヘッドホンが買えるのが驚き。

そして対応コーデックは残念ながらaptXは非対応。
AAC、SBCのみの対応です。

よっし
よっし

遅延に注意。これも後半で解説するよ。

開封

ということでまずは開封からしていきましょう。

まずは外箱から

安定のAnker。
安っぽさは無く、綺麗な外装です。

箱を開けると

Soundcore Life Q20本体の登場。
綺麗に包装されていますね。

付属品

次に付属品です。

付属品は

  • 本体
  • 袋ケース
  • AUXケーブル
  • MicroUSB
  • 説明書

という内容。

袋ケースは

真ん中にSoundcoreの印字。
裏は布みたいな素材で、ヘッドホンは守られそうな優しい感じでした。

本体を詳しく見る

Soundcore Life Q20本体を詳しく見ていきましょう。

正直見た目はかなり僕好み。
贔屓なしで素直にカッコいい。

よっし
よっし

少しBOSE意識してる?

マネキン君に装着するとイメージしやすいかもしれません。

ボタンはすべて物理ボタンで

NC(ノイズキャンセリング)、電源、音量調整、再生ボタン。

ちょっと出っ張り過ぎな気はしますが、まあそこは気にしないでおこう。

イヤーパッドは少し柔らかい。
ただ通気性は皆無なので、夏は結構蒸れそうです。

重量

次に重さ。

約258gでした。

普通に軽い部類ですね。
これなら長時間付けていても疲れにくそうです。

ノイズキャンセリング

ということでSoundcore Life Q20の目玉機能。

ノイズキャンセリングについて書いていきます。

よっし
よっし

もしこの価格でちゃんと機能していたらすごいことだ

一応比較として、僕が持っている高性能ノイズキャンセリングヘッドホン

SonyのWH-1000XM4と比較しながら書いていきます。

まあ同じくらいの性能とは言わないものの、果たしてどれくらい高性能機と比較して対抗出来ているか?

そのあたりが気になるとこです。

どのくらい静かになる?

これが一番気になるでしょう。

Soundcore Life Q20本体の電源を入れるとすぐNC(ノイキャン)がONになります。

さて、頭に装着してみたところ・・・

うーん。ハッキリ言って感動は無し。着けた瞬間に外の音がすべて消えるということはありませんでした。

友人1
友人1

えっ

一応少しはノイキャンしてくれています。
具体的に書くと

テレビの音 ハッキリ聞こえる
人の話し声 ハッキリ聞こえる
ドライヤーの音 少し小さくなる
除湿器の音 かなり気にならなくなる

こんな感じで、テレビや人の声は全く軽減されず当たり前に聞こえるレベル。

ただドライヤーの音は少し小さくなり、除湿器や空気清浄機もかなり小さくなりました。

ノイズキャンセリングの働きはちゃんとしてますね。

ただ一つ気になる点として、ホワイトノイズが分かりやすいレベルで出ていること。

NCをON、OFFで違いがハッキリと分かります。

NCがONだとずっとサーーーという音が鳴っています。
OFFだとホワイトノイズは鳴りません。

ノイズキャンセリングは音と音をぶつけて雑音を消す・・・とかそういう仕組みだったはずなので、ホワイトノイズが鳴る理由は理解出来ますが

正直ちょっと気になるかな。という感じ。

まあヘッドホンから音を出してしまえば全く気になりませんが、無音の状態だとかなり気になるレベルのホワイトノイズでした。

高性能ノイキャン機との比較

問題は高性能ノイキャン機と比較して性能はどうなの?というところ。

比較対象はSONYのWH-1000XM4。
定価4万円オーバーの結構良いヘッドホンです。

結論から申し上げますとWH-1000XM4の圧勝。
Soundcore Life Q20は無理。勝てません。

よっし
よっし

ノイキャン性能の話ね!

SonyのWH-1000XM4は

  • 着けた瞬間に外の音が消える
  • テレビの音すら小さくなる
  • このまま外を歩けば事故る

というレベルで無音に近い世界になります。

Soundcore Life Q20はさすがにここまでの性能ではなく、雑音は消えるが気持ち静かになる程度なので差は大きいです。

まあ4万円と6千円を比較するなよ。と言われそうですが

ノイキャンってどの程度静かになるんだろう

と、分からない人もいるのであえて高性能機との比較。

その方がどれくらいの差があるか分かって良いでしょ。

WH-1000XM4がノイキャンレベル100だとすると、Soundcore Life Q20はレベル30くらいです。

音質

次に音質についてのお話。

音質はさすがのAnkerというところで、個人的には大満足。

よっし
よっし

音質の特徴を書いていくよ

やはり低音寄りの音質

Ankerといえば最近はBassUpという機能が付いている物が多いです。

BassUpとは?

その名の通り低音をブーストしてくれる機能。Soundcore Life Q20には標準装備されていて、任意でのON,OFFは出来ない

このBassUpのおかげで低音はズンズンと爽快に響きます。
低音厨も合格の低音でしょう。

ただやはり高音は少し弱い印象。Anker製品はすべてこの傾向ですね。

まぁBassUpをどの機種にも付けているのを見ると、Anker自体低音を重視して作っているのでしょう。

よっし
よっし

僕は低音厨なんで大歓迎だけどね

AUXで繋ぐと音質は変わる?

Soundcore Life Q20はハイレゾ対応。

とはいえハイレゾはAUX(有線)接続時のみ。

ちなみにAUX接続にすると音量調整の物理ボタンが機能しなくなります。NCはボタン長押しで起動可能。

で、AUXで音質は変わるか?ですが

極端には変わりません。というか分かりません。

逆に言うとBluetooth接続でもしっかり高音質で通信出来ているということ。

一応AUX接続でハイレゾですが、そこは好みで使い分けましょう。
僕は違いが分からないのでBluetoothで十分です。

遅延

ワイヤレスヘッドホンに遅延はつきもの。

ということでSoundcore Life Q20の遅延はどのレベルか?というのを検証。

検証する機種は

  • iPhone(AAC接続)
  • PC(SBC接続)

この二つ。

コーデックで遅延は違うのか?検証します。

よっし
よっし

ちなみに他のイヤホンとかだとSBCはかなり遅延する

AAC

ということでAAC接続。iPhone、一部のAndroidはこの接続方式ですね。

AACでの遅延は少なめ。

動画を見るなら全く問題なく楽しめます。
ゲームはギリ出来ますが、遅延は感じるのであまりオススメはしません。

iPhone、一部Androidは遅延を気にすることなく使えますね。

SBC

次にSBC。
このコーデックは他のワイヤレスイヤホンだと大幅に遅延する機種もあります。

実際僕が持っている機種はほとんど気になるレベルで遅延します。

Soundcore Life Q20はどうか。

よっし
よっし

・・・こりゃ驚いた。

遅延は多少あるものの、問題なく動画を見る事が出来ました。

今まではSBC接続だと遅延祭りでまともに動画を見ることが出来なかったので驚き。

PCでもワイヤレス接続で問題ないのはデカい。

Soundcore Life Q20に関しては接続コーデックで悩む必要はなさそうですね。
※ゲームは無理

着け心地

着け心地は良好。

上で重量についても書きましたが、軽い部類なので首の疲れもなし。
締め付けもそこまで強くないので、頭が痛くなることもなさそう。

ただやはりイヤーパッドの素材が通気性ゼロで蒸れやすそうなのが難点。

涼しい季節は良いですが、夏は結構蒸れてヤバそうな気がします。

ただマイナス点といえばそれくらいで

よっし
よっし

総合的に着け心地は良いので素晴らしい。

まとめ

まとめるとSoundcore Life Q20は音質、着け心地、見た目と素晴らしいワイヤレスヘッドホンでした。

肝心のノイズキャンセリング性能はちょっと弱く、高性能ノイキャンヘッドホンと比べると悲しい結果になりますが、6千円という値段にノイキャンが付いているということが重要。

多少は周囲の雑音をクリアにしてくれるので、安くノイズキャンセリングヘッドホンが欲しい人は有りな商品です。

僕は単純にカッコ良く好みな見た目をしているので、1万円以下でワイヤレスヘッドホンを探しているならSoundcore Life Q20をオススメします。

よっし
よっし

音質も文句なしで良いし

気になる人はぜひチェックしてみて下さいね。

ということで今回は

「Soundcore Life Q20」高性能ノイキャン機種と比べてどう?音質など比較しながらレビュー

のレビュー記事でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。

では、またの~

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