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みなさんこんにちは!
ヘッドホンコレクターのよっしです
よく見かける「ノイズキャンセリング」搭載のワイヤレスヘッドホン。
中でもSONYやBOSEのノイズキャンセリングヘッドホンが有名ですが、実は結構色々なメーカーが出しています。
実際性能はSONY、BOSEが圧倒的なのですが値段も圧倒的です。(最新モデルは4万円前後)
そんな高いヘッドホンいらねーよ!
という意見もよく見かけるし、まあ実際一般的に考えると4万円のヘッドホンって中々手を出し辛い。
そこで候補に挙がってくるのが1万円以下で買えるヘッドホン。
ただ1万円以下で買えるヘッドホンとなると数が限られてくるし、性能も似たような感じになりがちです。
で、その価格帯でノイキャンヘッドホンって買えるの?
という話なのですが、いくつかノイズキャンセリング搭載のヘッドホンは存在します。
以前にAnkerのノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン
Soundcore Life Q20をレビューしました。
Soundcore Life Q20も数少ない1万円以下で買えるノイズキャンセリングのヘッドホンなのですが、ちょっと物足りなさを感じます。
そこで少しだけ値段を上げて見ていたら発見したノイキャンヘッドホン
dyplayのUrbanTraveller2.0というノイズキャンセリングヘッドホン。
評価、見た目が良さそうだったのでとりあえずAmazonで購入。
今回はこのdyplay UrbanTraveller2.0のノイズキャンセリング性能、音質などをレビューしていきます。
スペック
まずはスペックから見ていきましょう。
スペック | |
ノイズキャンセリング | あり |
Bluetooth | 5.0 |
コーデック | SBC、AAC、aptX、aptX LL |
再生時間 | ANCオン:12時間 |
ANCオフ:22時間 | |
素材 | フェイクレザー |
ANC=アクティブノイズキャンセリング。
よく紛らわしい説明にある「マイクのノイズキャンセリング」
ではなく「周囲の音を消すノイズキャンセリング」です。
対応コーデックは低遅延、高音質のaptX LLにも対応。
aptX LLは嬉しい人もいるよね
当然対応機種の幅が広いSBC、AACにも対応しています。
連続再生時間はANCオンの状態で12時間。
十分ですね。
開封
ではまず開封していきます。
外箱はバリバリ中国語。
箱を開けると
Urban Traveller2.0本体の登場。
ぱっと見はすごい良い質感
付属品
付属品です。
- 本体
- 袋ケース
- USBtype-C
- 3.5mmジャック
- 説明書
という内容。
充電がtype-Cなのは嬉しい点。
3.5mmジャックは充電が切れたときに有線接続するためのケーブルですね。
本体を詳しく
では本体を詳しく見ていきましょう。
やはり質感は非常に高い。
手触りは艶消しのような加工がされており、ヌルっと手に吸い付くような手触り。
個人的にかなり好きな手触りですが
悪く言うとゴミがよく付きそうな感じ
サイドには物理ボタンが付いており
- 電源
- 音量調節
- ANC(ノイキャン)のオンオフ
ノイズキャンセリングは機器に接続せずとも有効にすることが可能で、スイッチを入れるだけで使用出来ます。
重さ
重さも量りました。
重さは283gと軽い部類。
300g以下は良いですね。
実際Urban Traveller2.0本体を装着したところ
うん。軽いな
という感想です。
やはり軽さは正義。疲れづらそうですね。
実際に使ってみた
ということで実際に使ってみました。
接続はiPhone、Android、PCの3パターンでの検証。
目玉機能のANC(アクティブノイズキャンセリング)、音質や装着感などのお話をしていきます。
良い意味で裏切られたノイキャン性能
これは驚いた。
Urban Traveller2.0。
想像以上にノイズキャンセリングがバリバリ効いています。
こんなに効くとは。良い意味で裏切られた
しっかりとテレビの音も小さくなるし、換気扇やドライヤーの音などの生活雑音は無音に近いレベルで消してくれます。
正直全く期待していなかった分、感動が大きいです。
最後に比較しますが高性能ノイズキャンセリングヘッドホン、SONYのWH-1000XM4に近いレベルです。
1万でこの性能なら文句なしですね。
ただ一つ気になる点としては、ANC(ノイズキャンセリング)をオンにした状態だとホワイトノイズが気になるということ。
音楽や動画など音を出していれば全く気になりませんが、
ノイキャンだけを有効にして何も再生していなければ少し「サーッ」という音が耳に入ってきます。
だから正直
ノイキャンだけを効かせて周りの音を消して集中したい!
という使い方には向きません。
これに関しては以前レビューしたAnkerのノイズキャンセリングヘッドホン「Soundcore Life Q20」も同じようにホワイトノイズが発生していたので
この価格帯のノイズキャンセリングヘッドホンは仕方ないのかもしれません。
音質も高バランス
音質のバランスもめちゃくちゃ良いです。
音楽を再生した瞬間に
あ、このヘッドホン音質良いな
と直感的に感じました。
傾向としては高音が綺麗に出ています。
低音もしっかりと出ていますが、Ankerなどの低音重視ヘッドホンと比べると弱めの印象。
低音厨には少し物足りないかもしれませんが、個人的には高バランスで好みです。
(※僕も本来は低音厨)
まあ再生機側のイコライザー弄ればなんとかなる問題ですからね。
着け心地
着け心地も良好です。
イヤーパッドは柔らかめの素材(フェイクレザー)で、顔にフィットします。
トップも同じようにフカフカとした素材。
締め付けも極端に強いという印象はなく、軽さもあって長時間着けていてもあまり疲れません。
マネキン君に着けてもらったので、装着した印象も見ていきましょう。
実際に装着した見た目もスリムで良い感じ。
カッコ良いですね。
マイク性能
マイク性能はあまり良くありません。
マイク音声については動画で実際の音声も録音しているので、是非Youtubeのほうをご覧いただければと思います。
マイクはイヤーパッド付近に内臓されているため、どうしても口元から離れてしまいます。
そしてマイク自体、声の拾いも弱いので声が小さくなってしまっていますね。
通話するくらいなら問題ありませんが、実況などの用途で使用するなら全く向かない性能なので注意が必要です。
遅延について
ワイヤレスヘッドホンの宿命、遅延についてのお話です。
最初にスペックでも書いたように
- SBC
- AAC
- aptX
- aptX LL
4つのコーデックに対応しています。
接続はiPhoneならAAC
Androidなら4つのうち対応しているどれかのコーデック
PCはwindows10ならaptX(win8や7はSBC)
での接続になります。
結論から言うとSBC以外の接続ではほとんど遅延は気になりません。(音ゲーとかは無理だが)
僕が検証したiPhone、AQUOSのAndroid、windows10ではほぼ遅延なし。
動画視聴も問題なく出来ました。
ただ問題はSBC。
僕が持っているAmazonタブレットFire HD 8はSBCでの接続。
SBC接続ではびっくりするくらい遅延します。
動画を見ていると音声と映像が遅れて再生される、そのくらい遅延があります。
最近の機種では問題がないのですが、少し古い機種だったり安い機種はSBCのみの対応だったりするのでそこは注意が必要です。
最後にノイキャン対決!
最後にノイキャン対決をしましょう。
対決するのは
- SONYのWH-1000XM4
- AnkerのSoundcore Life Q20
- 今回のdyplayのUrban Traveller2.0
すべてノイズキャンセリングヘッドホンです。
まず価格は
1000XM4>>>>UrbanTraveller>LifeQ20
1000XM4が4万オーバー、UrbanTravellerが1万、LifeQ20が6千円ですね。
圧倒的にSONYが高いです。
性能はどうだろうか
で、ノイキャン性能はというと
1000XM4>>UrbanTraveller>LifeQ20
さすがにWH-1000XM4が一番ノイズキャンセリング性能も高い。
ホワイトノイズもないですからね。
とはいえUrbanTravellerも結構善戦していて、価格を考えると100点のノイキャン性能。
高額な高性能ノイズキャンセリングヘッドホンと比べている僕が言うので間違ありません。
反対にAnkerのSoundcore Life Q20はちょっと弱いかな。
値段も一番安いですが、気休め程度のノイズキャンセリング性能なので
安いノイズキャンセリングヘッドホンが欲しいならUrban Travellerを推します。
まとめ
dyplayのUrban Traveller2.0を使ってみて、想像以上のノイズキャンセリング性能で衝撃でした。
ホワイトノイズが少し気になりますが、周囲の音を消すという性能で言うと100点満点。
なんせ1万円で買えますからね。
高性能なノイズキャンセリングヘッドホンって平気で3万円は超えますから。
この差はデカい。デカすぎる。
同じ価格帯のノイキャンヘッドホンと比べてもUrban Traveller2.0が一番ノイズキャンセリングしてました。
僕個人的にはかなりオススメ出来るノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホンです。
ということで今回は
「UrberTraveller2.0」SONYに迫る!?想像以上のANCヘッドホン(比較もあるよ)「レビュー」
のレビュー記事でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、またの~
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