みなさんこんにちは。
Ankerオタクの管理人よっしです
最近のAnker、音質が良すぎてもうこのメーカーで統一しようかと思っているこの頃。
そこで気になるのがAnkerのヘッドホンSoundcore Space Q45。
このSoundcore Space Q45はAnkerの最新フラッグシップヘッドホン。
Soundcore Life Q35の後継機です。
(色は黒もあります。というか黒が人気)
とはいえ僕は最強のヘッドホンこと
SONYのWH-1000XM4という割と高いヘッドホンを使っているので
ぶっちゃけいらないんだけど試したい
という一心で購入。
ただ冒頭でも書いたように最近のAnker、音質めっちゃ良いです。
前にこのSoundcore Space Q45の前機種
Soudcore Life Q30をレビューしたことがありますが、それもめちゃめちゃ音質が良かったです。
そこで今回思っているのが
これ良かったらSONY売っちゃおうかな・・・
と悩んでいるくらいAnkerで統一しようかと思っています。
ということで今回は少しアクセントを出すためにネイビー色を購入。
レビュー投稿されている別の記事はほとんど黒なので、どんな感じの色かも見ていただきたいですね。
では実際にAnkerのSoundcore Space Q45を実際に使ってみて、音質やノイズキャンセリング性能、着け心地などを見ていきましょう。
スペック
まずはSoundcore Space Q45のスペックを見ていきましょう。
スペック | |
対応コーデック | LDAC、AAC、SBC |
ノイズキャンセリング | 5段階自動調整 |
外音取り込み | 5段階調整 |
再生時間 | 最大65時間 |
充電タイプ | Type-C |
付属 | ハードケース付き |
重量 | 295g |
マルチポイント | 対応 |
以上が基本スペックです。
進化した点はノイズキャンセリングが自動調整になったこと、外音取り込みが5段階で強弱変更出来ること。
マルチポイントは2機種同時接続時、再生開始すると自動切換えしてくれる便利機能です。
外音取り込みが調整出来るの嬉しい
Q30,Q35,Q45比較表
次に似た性能のSoundcore Life Q30、Q35とSoundcore Space Q45の比較表です。
Q45 | Q35 | Q30 | |
ノイズキャンセリング | 自動調整 | シーン手動 | シーン手動 |
対応コーデック | LDAC、AAC、SBC | LDAC、AAC、SBC | AAC、SBC |
外音取り込み | 5段階調整 | 固定 | 固定 |
再生時間 | 最大65時間 | 最大65時間 | 最大60時間 |
Bluetooth | 5.3 | 5.0 | 5.0 |
重量 | 295g | 272g | 260g |
マルチポイント | 対応 | 対応 | 対応 |
正直そこまで大きな差はないと思う
重量はSpace Q45が一番重いですが誤差の範囲。
Bluetoothの数値は気にしなくても変わりません。
ノイキャンと外音取り込みが強化された、という感じです。
開封
ということで開封していきます。
高級感はあるのか、わくわくするね
箱
まずは箱から。
箱はいつものAnkerって感じの見た目。
そして箱を開けると・・・
ハードケースが見えてきました。
ヘッドホン本体がネイビーだとハードケースもネイビーでした。
外観
では実際に見た目を見ていきます。
中身はSpace Q45が綺麗に収納されています。
次に本体を見ていきましょう。
Soundcore Space Q45本体は結構高級感があります。
チープさは全くありませんね。
ところどころのメッキがいいアクセント
操作はすべて物理ボタン。
ボタンは電源、ノイズキャンセリング切替、再生停止、音量調整という配置。
タッチ機能はありません。
付属品
付属品は
AUXケーブルと充電用のType-C。
あとは簡単な説明書のみとなっています。
重さ
実際の重さを量りました。
スペック表より若干の誤差はありますが298gという結果。
まあ重すぎるということはないですね。
大きさ
実際にSoundcore Space Q45を頭に着けるとどうなるでしょうか。
マネキン君につけてもらおう
素直に質感が高いと感じます。
仮に外で着けていてもいい感じだと思います。
まあ僕は基本室内なので関係のない話。
専用アプリSoundcore
Soundcore Space Q45は専用アプリSoundcoreを使うことによって色々な設定が出来ます。
Soundcoreアプリ↓↓↓
実際のアプリ画面を見ていきましょう。
アプリで出来る事一覧
・トップ画面
・ノイズキャンセリング、外音取り込み設定
・音量制限
・ボタン設定
・イコライザー設定
アプリで出来ることは以上
ボタンカスタマイズは設定幅が少ないですね。
ノイキャンレベルや外音取り込みレベルをボタンで変更出来れば良かったんですが出来ず。残念。
音量制限は名の通り音量の上限を設定出来る機能ですが、正直どこで使うか分からん機能。
イコライザーはプリセットかカスタムで変更。
以上がアプリで出来る事になります。
音質
ではSoundcore Space Q45になって音質の変化はどうでしょうか。
Soundcore Life Q30の時は好みの音質で大満足でしたが、Q45になってどう進化したか気になります。
これがねぇ、正直僕には合わなかった。残念ながら
前機種と比べて音の傾向が変わった
初めに言っておきますがこれから書くことはあくまで僕個人的な感想であり、音質の好みは人それぞれなので
あ~そういう意見もあるのか。くらいで見ていただければ幸いです。
正直言ってQ30、Q35の方が好みの音質でした。
Q30、Q35は割とドンシャリが強い傾向でメリハリが付いた音質になっていました。
比べてSpaceQ45は全体的にクリア。良く言えば万人受けする平凡な音質。
悪く言えば優等生すぎてつまらない音質です。
え?そんなことある?
ちょっと期待しすぎたのかもしれません。
まあ比較対象なのが最強ヘッドホンことSONYのWH-1000XM4なので劣ることは仕方ないのですが・・・
それにしてもQ30は絶対SONYと似たような音質だったのでマジで残念です。
Q30はヘッドホンこれでよくね?だったのに
Q45はこれじゃちょっと・・・という感想。
あくまで個人的ね!
これなら少し値段の安いQ35を買った方が良いと感じてしまいました。
イコライザーで変わると思いきや・・・
だいたいイコライザーを弄ると好みの音質になるのですが、今回はそういきませんでした。
カスタムで弄ったところでそこまで劇的に変わることもなく、プリセットもまあまあレベル。
一番気に食わないのが低音強化のBassUPがなぜかデフォルトでしか適用できないこと。
いやまじで意味が分からん
しかもBassUPを適用すると高音がお亡くなりになるので、EDMとかでしか使い物になりません。
イコライザーを弄らせた状態でBassUPを適用出来たらそんな問題も解決できるのに・・・謎すぎます。
ノイズキャンセリング
ちょっと音質でネガティブ意見を述べてしまいましたが、ノイズキャンセリングはしっかりと進化しています。
具体的に書いていきましょう。
レベル調整が良い
Soudcore Space Q45になってからノイズキャンセリング2.0にバージョンアップしました。
周囲の雑音レベルにおいて自動でノイキャンの強弱を調整してくれます。
これは本当に良い
ただしちょっと問題点もありまして。
手動でレベルMAXの5にしようものならホワイトノイズが結構気になるので、レベルMAXは本当に周囲がうるさい時のみですね。
もっとも普段は自動調整してくれるので、あまり気にする要素ではありませんが。
ホワイトノイズが気になる場合はレベル1にしておけば全く気になりません。
外音取り込みが自然に
これが個人的に一番グッドな点。
今までのAnkerは外音取り込みがめっちゃ不自然でした。
どう不自然かというと、補聴器みたいに周囲の音が拡張されて聞こえる感じだったんですよね。
これがSoundcore Space Q45になってから5段階調整可能に。
あいかわらずMAXだと拡張されて聞こえますが、レベル1か2だとめっちゃ自然に外音を取り込んでくれます。
これが一番良い
僕はノイズキャンセリングより外音取り込みモードをよく使うのでこれは嬉しいですね。
外音取り込みモードはみんな満足するレベルだと感じます。
着け心地と操作感
次に付け心地と操作感です。
着け心地は正直あまりよくないかも。
イヤーパッドは低反発みたいな素材になっているのですが、ちょっと固めなので長時間着けていると耳が痛くなります。
締め付けもそこそこあるので、4時間とかぶっ続けで装着するのは結構きついかも。
もう少し柔らかくても良かったんじゃないかなと感じます。
操作感は物理ボタンなので悪くはないです。
音量ボタンは長押しで曲のスキップ、巻き戻しが可能。
ただ先ほども書いたようにカスタム幅が狭すぎ。
せっかくノイズキャンセリングのレベル調整が出来るんだから、操作ボタンでも調整出来れば良かったのに・・・と。
なんか色々と惜しいんだよなぁ
残念な点
個人的に残念な点が結構デカいです。
今後アップデートが来れば改善される問題もあるかもしれませんが、現状満足出来ない点があるのは事実。
正直に書いていきますよ。
イコライザーがリセットされる
これ、本当に早く直してくれ。
なぜかプリセット、カスタム共に電源を切ると設定したはずのイコライザーがリセットされます。
電源を付けるとデフォルトに戻ってるんですよ。
劣化してない?
Q30の時はそんなことなかったぞ。
というか僕が持ってるAnkerのイヤホンですら一度イコライザーを設定すると本体に情報が保存されて
別の機種で繋いで使ってもイコライザーは有効のままです。
特に僕はPCで使うことが多いので、アプリで設定→そのままPCに接続という使い方をしています。
これが一度電源を切るとリセットされる謎仕様のせいでPCで使うときに好みの音質じゃなくなります。
正直この時点で使う気が起きません。
Q45のバージョンは現状最新にしてますが、バグだとしたら早く直してほしいですね。
自動停止くらい付けてくれ
まあこれは願望です。
フラッグシップヘッドホンですよね?新機種ですよね?
なぜイヤホンには付いてる自動停止が付いていないんでしょうか。
最初からスペック表に付いてるって書いてないじゃん
はい。そうなんですけど。
値段が同じAnkerのワイヤレスイヤホンLiberty4にはついてるぞ。自動停止。
同じ値段の最上位ヘッドホン。それくらいつけても良いと思うんですがね。
結論、僕は買うならQ35
結論、正直期待外れな結果になってしまいました。残念だけど。
僕が買うなら一個前の機種Soudcore Life Q35を買いますね。
値段もSoundcore Space Q45より安いし、ハイレゾ対応だし。
ノイズキャンセリング、外音取り込みの進化に魅力を感じる人ならこのQ45でも良いと思いますが、それ以外の点が残念なので。
期待しすぎたね
まあ値段としては1万5千円。
有名どころのメーカーよりかなり安いので選択肢として有りだとは思います。
が
わざわざQ45じゃなくてワンランク下のヘッドホンで十分だと感じます。
とはいえAnker自体好きなメーカーなので、今後もっと良いヘッドホンが出てくることでしょう。
その時にまた期待したいです。
ということで今回は
色々と惜しい。期待しすぎた感「Anker Soundcore Space Q45」「レビュー」
のレビュー記事でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、またの~
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